
ソムリエノートをご覧の皆様、こんにちは!
箱根に「ワイン風呂」なるものがあると聞きまして、これはワイン好きとして行っておかねば!ということで行ってまいりました。
大きなワインボトルからお湯が!この写真はある程度空いてから撮らせてもらったのですが、行った瞬間は大混雑中の満員状態で何かと思ったらちょうどイベント時間で、お湯に浸かっている皆様が声を揃えて、
「ワインをちょーだい!ワインをちょーだい!!」。
って夏休みという時節柄か、ワインちょうだいコールをしているお客様の半分以上がお子様なんですけども。ヽ(´ー`)ノ笑
(他にもいろいろなイベント風呂がありましたが緑茶風呂等よりもワイン風呂のほうが、お子様が多かった気がします。やはり「ワイン」ていう響きがなんとなく大人っぽくて良いんでしょうかね。)
そして、ワインをちょーだいコールに応えて、えいやー!!とばかりに、従業員のおにーさんが皆へバケツでワインを掛けるという。。
ちゃんとワインの香りもして、中々いい感じです。
ところで、このお湯に入っているワインは何ですか、と(ちょいと迷惑だろうなと思いつつネタになるかなという下心で思い切って)従業員さんへ伺ってみたところ、
「普通に酒屋に売ってる、なんかイタリアのやつ」
とのことでした。うーん、まあ、そうですよね。。。でも「ワイン風呂入った!なんかイタリアのやつだって、以上!」じゃあまりにも記事としてアレな気がするので、どうしようかなと(´・ω・`)
和食とワイン
そんなこんなで、その夜に飲んだワインと和食のマリアージュで行きます♪
こんな感じの和食のコースに、たまたま目についた、ルイ・ジャドのムルソーと、プス・ドールのブス・ドールで乾杯。(もちろんビールと日本酒も頼んでるんですが、ここはソムリエノートなのでそれは省略。笑)
和食とワインの比較結果
結果・・・今の私ではまだ、しっかり理由がわからないんですけど、意外とブス・ドールのほうが合う(というか生臭みが出ない?)ものが多くて面白かったです。前から好きだけど、やるなあ、刺身にも合うんだなあ、プス・ドールのワイン。
特に、バター白味噌ソースな甘鯛の焼き物と、写真にないけど一番最初の手でつまんで食べるちょっぴり甘めで気軽な鰯の姿焼きは、ムルソーが全然ダメでした。それぞれ単体なら美味しいのに、合わせると思いっきり余韻に魚の生臭みが広がり、ムルソーの樽と酸が浮いてギスギスしました。ブス・ドールはベストマリアージュじゃないけど特にケンカもしない感じで大丈夫。なんででしょう?もし分かる方いらしたらぜひ教えて下さいませm(__)m
そうそう、ブス・ドールと言えば、畑名とドメーヌ名が一緒って、ロマネ・コンティは平気なのに、こちらはダメって言われてプス・ドールからブス・ドールを変えることになった、ということで有名ですよね。そういえば去年の春休みに息子と行ったんですよ、プス・ドール。せっかくだからちょいと見て下さいな♪
あと、発酵栓も兼ねた自動ウイヤージュ器が、なんだかスライムの軍団みたいで可愛かったです。見た目が可愛いだけじゃなく、吹きこぼれないとか、目減りが一目瞭然とか、補填するときの酸化が極々微量で済むとか、様々な利点があるのだとか。
箱根も素敵だし、またいつかフランスにも行きたいなと思いつつ・・・(*´ω`*)
今日も皆様素敵なことが沢山ありますように。乾杯!