- ソムリエコンクール, 神谷 葉子
- Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year 2014(ポルトガルワインのソムリエコンクール) はコメントを受け付けていません。

ソムリエノートをご覧の皆様、こんにちは。
10/7に八芳園で行なわれた、Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year 2014(ポルトガルワインのソムリエコンクール)の公開決勝を観に行ってまいりました!
田崎真也さんのご挨拶で始まり、
石田博さんの司会で、
審査員の方々も豪華な面々で、そのお顔ぶれを拝見するだけで既に勝手にテンションが上がりつつ。(*´д`*)
まず最初は、「日本食のお店で、ワインをよく知らない外国のお客様へ、ヴィニョ・ヴェルデのアルバリーニョと日本食とのマリアージュを提案してください。」というもの。使用言語は英語かフランス語か、の二択。
超勝手で個人的な感想なんですが、やっぱり中西祐介先生や矢野恒先生は喋り慣れているなあ、と聞き惚れつつ。。。面識ないのに勝手に書いてアレなんですけど、二番の向井畝津子さんのスピーチも、現地のお料理と合わせてよくご説明されていたように思います。あと、十番の稲葉みづきさんの笑顔がすごく印象に残りました。こんなこと言うと男女差別みたいで恐縮なんですけど、やっぱり、女性の笑顔って、良いですね。そのあたりはどこまで審査項目に影響しているのか謎ですけれども、姿勢とか笑顔とかって、スピーチの内容以外で、心象が結構大きく左右されるもんだなあと、観ていて感じました。
続いて、テイスティング。十二種類のワインを、それぞれ一分間で解答します。
いやー。自分だったらこれ精神的にキツイなー!って思いました。一問一問、その都度ひとつずつワインが配られ、スタートから一分後に、D.O.と品種とヴィンテージを紙へ書き、その場でドンっと審査員・観客へ公表。で、司会の石田博さんが全員の答えを読み上げたあと、正解発表。
これ、一回一回、その場で自分の正誤が分かっちゃうわけじゃないですか。例えば最初の3つくらい、もし連続で外れてしまったら、すごい焦るんじゃない私!?絶対その後の解答に影響しちゃう気がするんだけど、みたいな。試されるんですね。色々と。^^;
出題されたワインは、こんな感じでした。
何が出てくるかわからない状況で、深読みしちゃうと、ポトガルのSauvignon BlancとかSyrahとか、正答するにはちょっと勇気が入りますよね。。。正答率が低かったからか「これをSyrahと当てるポイントはなんですか」との石田博さんの質問に、「邪念を抜くことだと思います」と森覚さんが答えていました。なるほど。笑
優勝された、星山 厚豪さん
受賞された皆様、本当におめでとうございます!
実は、今まで興味はあったものの、恥ずかしながらこういうワイン業界のコンクールの決勝を観に行けたのは初めてでした。観ていて「ああ、緊張してるんだなぁ(そりゃ緊張しますよね!)」とか、たまたま自分がつい最近そういうコンクール的なものの最終審査に出たばかりなので余計にでしょうか、勝手に自分も一緒になってドキドキ興奮しながら観戦し、勉強になるところも沢山あり、とてもいい経験になりました。もし皆様もご興味がありましたら、是非(^^)
ではでは、今日も皆様に素敵なことが沢山ありますように。。。乾杯!
この記事を書いた人

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JSA認定ソムリエ。
WSET®International Higher Certificate。
2014年最優秀ベネンシアドール。
白金台ステラート、代官山タブローズ シェフソムリエを経て、現在ブラッスリーオザミ・スカイツリー店勤務。
ボルドーワインの騎士、カルヴァドスの騎士、シャトー・パルメの騎士、サーブルドール(シャンパンサーベル)騎士などを叙任しワイン社交界でも活躍。
いつも飛びきりの笑顔で明るく楽しく、お客様とワインへの優しさをモットーにサービスをしている。アルコールには弱いがお酒全般を愛し、日夜探求に余念がない。
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