- ためになるワインの話
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ワインのお仕事やってて幸せだなあと思うのは、打ち合わせ中に飲んででも怒られないこと(笑。
飲むのが仕事だったり、仕事が飲むことだったり、というのは100%良いことばかりではありませんが
酒好きには概ねシアワセ。
原宿にあるテイスティングルームに打ち合わせにきた際に出てきたのが
《これ、出たばっかの肉専用ワインなんですよ》と。
ほお〜!!カーニヴォ
最近、お好み焼き専用ワインであったりとか、和食向けワインであったりとか
いろいろ出てますが、ついにキター!!
肉専用ワインとは!
カーニヴォという名前。
カリフォルニアのカベルネソーヴィニヨン、メルロー、プティシラー。
ぷ、プティシラー?!うわー不勉強でスミマセン。。。お恥ずかしくも知らなかった!のですが、
カリフォルニア州の地場品種だそうで色が濃いのが特徴だとか。
ローヌのブルールサンとシラーの掛け合わせだとか。
うーん、謎!
とりあえず、注いでみると。。。
く、黒っ!!(左のがピノ、右がカーニヴォ)
カオールの黒ワインですか?!って思うくらい黒い。
ちょうどピノノワールでフランスのニュイサンジョルジュがあったので並べてみましたが、
色が全く違いました!!黒ワインというとマルベックを想像しますが、味はカベルネ主体の印象が強いです。
それにしても、この色。紫がかった《黒》といってしまいそうな色合い。
こちらはピノ。
色合いの違いがすごかったです。といいつつまず飲んでみた印象。
ソムリエっぽくいうとタンニンがシルキーでよく溶け込んでおり、
アルコールのボリューム感はありつつも、柔らかい。
ひとことでいうと飲みやすい。
お肉と食べる。
おおっと、果実味ががっつりきた!まろやかになって、ステーキの脂をよく流してくれる。
単品で飲むより、豊かな果実味がしっかりきてお肉とワイン、両方の甘みが引き出されてきていい感じ!
お肉専用ワイン、面白いです♫
こんな色になる黒ワインの製法は明らかにされてないそうなんですが、色の秘密はポリフェノールの多さでもあるそうなので
お肉と食べるのは理にかなってるんですね!
黒いボトルが印象的なカーニヴォ、肉食女子会の会などでおすすめ!