- ソムリエのおすすめワイン
- 「加東亜希子の‘GOOD SENSE WINE!’」 Vol.25 (掲載開始日 2015.7.28 ) はコメントを受け付けていません

<CLAUDY BAY PELORUS BRUT (クラウディー ベイ ペロリュス ブリュット)>
~ 今年、待望のスパークリングが初リリース! ~
夏といえば、きりりと冷えたスパークリング!!!いよいよこの季節がやってきました! ニュージーランドワインのアイコン的存在ともいえるクラウディー ベイのワイナリーから、待望のス パークリングワインが、2014 年 3 月から日本に初上陸。ペロリュスという名は、マールボロにつた わる、伝説のイルカの名前から取られました。1900 年頃、船がクック海峡の危険な海域を渡る際 に水先案内をしていたといわれているイルカ「ペロリュス ジャック」。瓶口のロゴマークにもこの伝 説のイルカが描かれています。
みずみずしく、さわやかな中にも、ニュージーランド産のピノノワールとシャルドネらしいぶどうの味 わいの主張も忘れていない。そんな印象のペロリュスですが、やはり他のクラウディー ベイにも 見られるような長期熟成による奥深さや丁寧なワイン作りにこだわる横顔が垣間見られ、既存の ファンを裏切らないスパークリングワインです。 マールボロにある自社畑と契約農家から手摘みで収穫されたシャルドネ70%、ピノノワール30% (これは各年の収穫状況により異なります)から作られます。
淡い麦わら色の外観はリッチな豊かさを想像させます。香りもレモンやリンゴなどの生き生きとし たフレッシュさと熟したフルーツの香りが共存し、心地良いバランス感があります。シャンパーニュ と同様の製法により、2年間にわたる瓶内熟成を経て、ブリオッシュ、トースト香、ナッツ香のような 香りも感じられます。
地元では、名産の牡蠣と一緒に味わうのが定番のペロリュスですが、日本の初夏のおもてなしの シーンでは、そろそろ前菜も冷たいものを用意したいと思う頃です。そこで、冬の間お休みしてい たガラスの器を取りだし、白身魚のカルパッチョ風を。お皿に白身魚の薄切りを盛りつけたら、今話題のオメガ3、アマニ油(フラックスシードオイル)、白ワインビネガーを軽く振り、最後のアクセン トにバジルソースを絵を描くようにあしらって。軽くレモンを絞ると、よりペロリュス ブリュットの持つ エレガントな複雑さとのマリアージュが楽しめます。 余談ですが、オメガ3油は加熱するとその効 果が薄れるため、このように生食用として使用するのが最適とのことです。
< CLOUDY BAY PELORUS BRUT (クラウディー ベイ ペロリュス ブリュット)>
希望小売価格:3,500 円(税別)
商品についてのお問い合わせ:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 TEL 03-5217-9733 URL http://www.mhdKK.com