ワインのおともに観る映画「男と女 人生最良の日々」

フランス映画の名作「男と女」

1966年の公開以来、フランス映画の歴史に刻まれている大名作「男と女」。

映画の題名を知らずとも、♪ダバダ ダバダバダ ダバダバダ ダバダ・・・♪

という、大人の気だるい雰囲気を醸し出すこの旋律を

だれもが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

あれから53年の月日が流れ、このたび完結編ともいえる作品が披露されました。

初作から半世紀以上の時が経っていまもなお現役で活躍をしている

当時と同じ監督、同じ主演男優、同じ主演女優、同じ音楽監督がふたたび集まり、

続編が作られた奇跡の映画「男と女 人生最良の日々」が

1月31日に公開となります。

「男と女」が描き出す唯一無二の世界観。

微妙な心情の違いや変化、ウィットやエスプリに富んだ'洒落た'会話、スタイリッシュで印

象深い映像美、それらを彩る美しい旋律・・・

映画の歴史に残る名作が、この作品をきっかけにまた前作の記憶を鮮やかに甦えさせると

ともに、その世界をそのままに、まさに「半世紀後の彼らの現在(いま)」を描き出した

本作。

ワインと同様に、名作は色褪せない、という事実を実感できる作品です。

しかし、クロード・ルルーシュ監督は、この作品を

「続編ではなく、自立した作品」と語っています。

1966年公開の「男と女」の世界を再び描いてはいるが、

この時に縛られることなく、この映画自体が自立した自由さを持つ映画であり、

前作を見ていない人でも楽しめる映画なのだとか。

 

音楽を手掛けたフランシス・レイは

長年クロード・ルルーシュ監督作品のバディとなって

音楽を担当してまいりましたが、

本作が遺作となってしまいました。

かつて恋愛を経験した男女が、人生の第3クオーターを迎え、

いくらか自分の本音を言い合えるようになってきたころ

再会し、交わす言葉とは。

そして、なんといっても

現在のアヌーク・エーメ。

こんな風に年齢を重ねたい、と憧れさえ思わせる

存在感の凄さ、佇まいの美しさといったら!

この映画を観て、1966年の「男と女」を観て、またこの映画に戻りたい。

無限ループ状態に陥りました。

このような映画は、映画の歴史の中で後にも先にも起こりえないのではないでしょうか。

映画の歴史に立ち会える作品「男と女 人生最良の日々」

是非、ご覧くださいませ。

http://otokotoonna.jp/
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ャンルイトランティニャン #フランシスレイ

この記事の著者

加東亜希子

加東亜希子

●食空間プロデューサー。日本ソムリエ協会ワインエキスパート。サーブルドール騎士団オフィシエ・サブラー。コマンドリー・ド・ボルドー。
自身のライフスタイルセンスを生かし、女性誌公式ブログも執筆。共著「ワイン女子 101 人」

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