【ワイナリー訪問】都農ワイン

宮崎県の都農ワイン訪問記

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宮崎県にある都農ワインに行ってきました。ちょうど鯉のぼりが飾られていてとっても綺麗な光景が。
赤尾さんの説明を聞けるツアーは無料で参加できます(要予約)。
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日本のワイナリーに行こう2018 (イカロス・ムック)
北海道から九州まで、あちこちのワイナリーに訪問してきましたが宮崎は訪問したなかでも最南端です。
同じ九州でも、南にいけばいくほど降水量は多くなるそうで……。
以前、安心院ワインの畑をみたときもレインカットのカバーがあったのが記憶にあるのですが
こちらの都農ワインでもしっかり雨を伏せぐカバーがあります。
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強い雨にさらされると、葉の表面のワックスが取れて病気にやられやすくなってしまうのだそう。
年間最大4000ミリくらい降るというこの九州の土地は、決してワインに適しているとは言えません。
(ちなみに、ブルゴーニュの降雨量(降水量)はたったの650ミリほど!!)
年間降水量の理想が700〜1300ミリとされるワイン用のブドウ栽培。4000ミリというのはとてつもない量です。

火山灰土壌

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が、しかしテロワールって不思議なもの。地面に草が生えているのが分かると思いますが、これはわざと。
草の下には火山灰土壌があり、草の根があり土の流出を防ぐこと、うまーーくミネラルのバランスを取ってくれているのだそう。
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とってもふかふかの土で、歩いてきて気持いい地面でした。こちらはメルローの木。
展葉の枚数によって、芽を詰んだり剪定などの目安にして手入れを施していくそうです。

お話聞いていて面白かったのが「ブドウ栽培は1年単位ではなく18ヶ月サイクルで動く」というお話でした。
今栄養をたっぷりあげてもすぐに反映されるわけではなく、今年のぶどうの出来は1年半前〜半年前の影響を受けているのだとか。

そういえば、我が家のベランダ栽培のぶどうがうまく結実しないのが悩みだったのですが、昨年の秋にしっかり栄養をあげてなかったのが原因かも……!!

人間の体もそうなのかもしれませんね。ちょっと考えさせられるお話でした。
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そのあと工場の見学もさせていただいて、見学ツアーは終了。都農ワインは最新の機械を沢山導入している点も印象的でした。
ワイナリーによってこの点は差が出ますよね。どこのワイナリーも余計な菌が入らないようピカピカにしておられますが、都農ワインの瓶詰め室は
無菌の手術室のような綺麗さでした。
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同じ日本のなかでも気候によって作り方が全く違うことが面白いなと思います。
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醸造時にワインのタンクを冷やさないといけない土地、逆に暖めないと行けない北海道のような土地………
こんなに狭い国土なのに、発酵を巡ってアプローチも品種も多様で奥が深い。
厳しい気候のなかで、美味しいワイン作りと向き合っている方たちのお話はいつ聞いても面白いです。
ありがとうございました。

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都農ワインの販売店にて

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ワインを使ったカレーなども売店にあり、ゲット。
地元のものがお土産には良いですね♪
今回はちょうど発売されたばかりのシャルドネなどを購入しました。
ワインを10,000円以上買うと送料無料になるのが嬉しいポイントです。
なかなか送料無料になるワイナリー、ないのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

上岡史奈
上岡史奈
ソムリエノートの管理人の上岡史奈(かみおか ふみな)です。

六本木のバー勤務時にJSAソムリエ資格取得。
最近は日本のワインにハマっていて、日本のワイナリーにあちこち行っています。
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六本木のバー勤務時にJSAソムリエ資格取得。
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