ワインの「勉強」に疲れていませんか?

ごきげんよう、青山葉月です。

今回は、ワインとのつきあい方について暑苦しく語ります。

私がワインを飲むときに心がけているのは、「ワインをほめながら飲む」こと。
これは2013年9月に参加した「シャンパントーク」での体験が原点です。
「シャンパントーク」はグラフィックデザイナーの麹谷宏氏が創作するワインクーラーの展示に合わせて開催されたトークイベント。
ゲストはシャンパーニュ(銘柄が日毎に変わり、この日はルイ・ロデレールが供されました)を飲みながら、麹谷氏と親交の深い著名なソムリエの対談を聞けるという贅沢でオシャレな会でした。

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その日のソムリエは高橋時丸氏。
1989年にフランス・ワイン・スピリッツ最高技術賞コンクール優勝、

1992年に第一回世界ソムリエ・グランプリ日本代表という輝かしい経歴を持ち、

現在はホテルオークラアカデミーで講師をされているワイン界の大御所の方です。

そこで一番印象に残ったのが、冒頭の「ワインはほめながら飲む」という時丸氏の言葉。
ハっと気づかされました。
ワインの勉強を本格的に始めてから、どうしても言葉で「評論」しようとして、

ついついほめて飲むことを忘れている自分がいることに気づきました。
テイスティングの試験直後だったこともあり、香りをとり、グラスをまわし、それから口に含んで……と、

難しい顔でワインを飲むするクセがついていたのです。

 

きっと鏡でみたら、眉間にしわが寄せて地面にお金が落ちていないか辺りを睨め回す

「金壺眼」になっていたに違いありません。
そうではなく、「イイ香りだね」「キレイな泡だね」……目の前の美女を口説くようにワインを愛でながら飲むと、

テーブルがいい雰囲気に包まれますよね。
褒められたワインも造り手も嬉しいし(遠くでくしゃみをしているかも……)、

何より飲み手が楽しく飲むことにつながります。

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時丸氏もトークの中で「ワインは楽しく飲むことが重要」と繰り返していました。
難しいものと敬遠されがちなワインに親しみを持たせるためのフレーズのようにもとれますが、彼の口から聞くと、それは妙に重みのある言葉でした。
「知識がなくても楽しく飲めればイイ」というのもよいけれど、彼の場合は、深い知識の下支えがあって、敢えて細かい蘊蓄は抜きに楽しもうという境地に達しているのだろうなァなんて私は勝手に思いました。

ワインの勉強につかれたなァと思ったら、鏡を取り出して、眉間にしわができていないか要チェック!

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ちなみに上の写真は、麹谷先生の作品、ムラノ島のガラス工房で作られた美しいヴェネチアングラスのワインクーラーです。
ひとつ数十万〜するので、パンピー(死語?)の私には手が出ない……芸術への理解と懐の余裕のある方にオススメです。

 
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