利休殿、そちらは葡萄酒ですぞ!

あなたの知っているワインの味は、本当にそのワインの味ですか?

このお茶は急須でいれた緑茶の味?

板前さん100人に聞きました。

ーーーーー結果ーーーーー

100人中27人がハイと答えました。

と謳う緑茶のCMがありましたが、騙されなかった73人の板前さんを、もしかした ら騙せてしまうかも知れない?!
しかもとっても簡単なある方法で!

その方法とは…!!!

ワイングラスで飲んでいただくことです。

1

RIEDEL社のソーヴィニヨン・ブラン用のグラスですが、このグラスに市販の緑茶 を飲んでみると…なんと言うことでしょう!!
本当に同じお茶?!と自分の舌を疑ってしまいそうなほど、お茶の風味が引き立 つんです。
それくらい、グラスとは飲み物にとって重要な要素なんですね。

このワインに関してはなおさら!!!

2

先日、RIEDEL社の方にグラスのお話を聞かせていただいた時のお話。

RIEDEL社では、延べ160種類以上のワイングラスを製造されているそうです。
形状は同じでも、たった1cm高さが違うだけで、品種や産地に適したグラスにし ているそうです。

例えば、こちら。

3
Aのグラス。
並々注ぐと、なんと700mlも入る大ぶりなグラスです。(ワインのボトルが720ml なのでほぼ一本入ってしまうんですね)
このグラスでピノ・ノワールを飲んだ後に、同じワインを3番のシャルドネ用グ ラス(卵形は先程のグラスと同じで2cm上部をカットしたグラス)だと酸味や果実 味が強く出て、思わず顔をしかめてしまったくらい。
対して、Bのグラスで飲むと…
先程の酸味や香りは薄れ、あれ?水で薄めたの?と思うくらいタンパクな味に なってしまうんです!

そんなBのグラスで、ボルドーのカベルネソーヴィニヨンを飲んでみました。
皮の厚いぶどうの味や香りが舌のど真ん中にダイレクトに入ってくるため、フル ボディタイプをお好みな方には間違いないグラスでした。
まさにカベルネソーヴィニヨン!を優しくとろんと飲ませてくれるイメージ。
リーデルの方に勧められ、試しに紙コップでそのワインを飲んでみると…香りが ほぼ感じられないため、ただただ渋いー!(苦笑)
4

2番でオーストラリア、ソーヴィニヨンブランを飲んでみました。

舌先から喉元へまっすぐと流れ心地良い酸味と柑橘系のフレッシュな香りが抜け ていきます。
蒸し蒸しとした日には、飲んだだけで涼を感じられます。

試しに、紙コップで飲んでみると…

ワインが舌の上全体に広がり、グラスと違い酸味がかなり際立ってしまいました。
5

なぜ、こんなにも違いがでるんですか?

RIEDEL社の方に聞いてみました。

ズバリッ!
顔の角度だそうです。

ワインを飲む時に顔(首)の角度が違うためなんだそうです。

ワイングラスでは先がすぼまっていて、適量注がれているワインは頭を上に向け ないと飲めないですよね?
なので、飲んだ時に飲み口から喉奥に自然と流れるため、口の中に必要以上に広 がらないんだそうです。

対して、紙コップなどの容器では、顔が下に向いた状態でも、手首を返すだけで 飲めてしまうため、飲み口から喉元に下るのではなく、口の中全体に広がってし まう。
そうすると、舌全体に渋味や酸味が必要以上に伝わってしまうんですね。

ワインが苦手

赤ワインは渋いから苦手~!
いただいた白ワインが、酸っぱくて飲めないから料理に使ってしまった!

と言うイメージや経験のある方は、もしかしたらグラスとワインが仲良くないの かも知れませんよぉ~

そのワインのイメージを数百種類のワイングラスで私が変えてみせますっ!
と堂々と言いたいのですが、取り扱うワインの種類に対してグラスの種類をそこ まで揃えられないのが現実です。
グラスを置けるスペースは圧倒的に少ないですからねぇ(汗)

だからこそ、それを知識と技量で補うことも、ソムリエとしての大事なサービスですね。
私もまだまだ知識不足!
皆さんに素敵なワインの時間を提供できるように奮闘していますので、ぜひ冷やかし(?)に来てくださいね♪

この記事を書いた人

桜 悠聖
桜 悠聖
JSA認定ソムリエ


ソムリエノートをご覧の皆様、初めまして!

歌舞伎町のホストクラブAPiTSに勤務しております、桜悠聖と申します。
2013年にワインを飲むだけではつまらない!と一念発起して、ソムリエの資格を取得しました。

まだまだ新米ソムリエですが、ソムリエを目指す方、ワインに縁のなかった方、ランドセルを背負った新米ソムリエと一緒にワインを楽しみながら、世界を広げましょう。


歌舞伎町にお越しの際には、ぜひお話させてくださいね♪



APiTS

http://www.smappa.net/shop/apits/

03-3205-3122
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桜 悠聖

桜 悠聖

JSA認定ソムリエ

ソムリエノートをご覧の皆様、初めまして!

歌舞伎町のホストクラブAPiTSに勤務しております、桜悠聖と申します。
2013年にワインを飲むだけではつまらない!と一念発起して、ソムリエの資格を取得しました。

まだまだ新米ソムリエですが、ソムリエを目指す方、ワインに縁のなかった方、ランドセルを背負った新米ソムリエと一緒にワインを楽しみながら、世界を広げましょう。

歌舞伎町にお越しの際には、ぜひお話させてくださいね♪

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