「加東亜希子の‘GOOD SENSE WINE!’」 Vol.9 (掲載開始日 2014.09.25 )

「Champagne Chartogne-Taillet
N.V. Cuvee Sainte Anne Brut
(シャンパーニュ シャルトーニュ・タイエ
キュヴェ・サンタンヌ ブリュット)」
~ 繊細な美しさをかもし出す
アンセルム・セロスの申し子が手がけるシャンパーニュ ~

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シャンパーニュ地方 ランスの北西に位置するメルフィ村にて、1960 年代からシャンパー ニュ作りを手がける シャントーニュ・タイエ。1683 年から葡萄栽培を行ってきたタイエ 家にはかねてから樹齢の長い樹のある区画の重要性を重んじてきました。
メルフィ村はランスの町を一望できる高台にあり、砂質をベースとしたユニークな土壌を 持つ地域。まるでブルゴーニュのような、区画ごとのテロワールが非常に多様なのが特徴で す。
生産者のアレクサンドル・シャントーニュは、そんな自らの地において素晴らしいシャンパ ーニュを作るために、シャンパーニュメーカーの名門 ジャック・セロスの門をたたき、カ リスマ生産者 アンセルム・セロスの元で修行を積む日々を過ごしました。

2006 年、修行を終え自らの蔵に戻ると、この特徴的な土壌を生かすべくまず行ったことは、 12ha の畑の除草剤の使用を止め、馬または人の手、または軽量のトラクターなどで耕すと いうこと。土壌分析を行い土の成分に合った品種を植える、などといった改良を加えていきました。

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さらに、先人が残した膨大な記録を紐解き、個々の畑ならではの育て方を学び(枝の長さ、
収量など)それらを全て自らの畑に生かすことで、区画ごとにさまざまなに違った個性を持
った繊細な味わいの葡萄を育て、管理しつづけているのです。
メルフィの守護聖人の名から付けられた「キュヴェ・サンタンヌ ブリュット」はシャルド
ネとピノノワールを50%ずつブレンドしており、シャルトーニュ・タイエを知るのに最適な1本。
70%が 2011 年収穫、残り 30%をリザーブワインから構成しています。現在販売中のノンヴィ
ンテージは、2014 年 3 月にドサージュ(澱引き。最後の工程)を行ったことが記されてお
り、最後に加えられる門出のリキュールは 5g/L と非常に少ない極辛口タイプです。
シャンパーニュ地方の中でも稀有な土壌の中から生まれたシャルトーニュ・タイエ。まずは
その繊細で、複雑さにあふれた土壌を思いながら味わってみて。さわやかさとふくよかさ、
軽やかさとその奥にある重厚感をも感じ取れ、広がりと奥深さが実感できます。
そのあとは、季節の生野菜を軽やかに盛り付けた白身魚のカルパッチョからおもてなしの
お食事をスタートさせてみてはいかがでしょう。個人的には、ジューシーに焼きあがったば
かりの焼き松茸に、すだちを軽く絞ってこのシャンパーニュとともに味わいたいです!

< Champagne Chartogne-Taillet N.V. Cuvee Sainte Anne Brut
(シャンパーニュ シャルトーニュ・タイエ NV キュヴェ・サンタンヌ ブリュット) >
希望小売価格 5,300 円(税抜)
商品についてのお問い合わせ先:株式会社フィラディス 営業部
TEL:045-222-8875

この記事を書いた人

加東亜希子
加東亜希子
●食空間プロデューサー。日本ソムリエ協会ワインエキスパート。サーブルドール騎士団オフィシエ・サブラー。コマンドリー・ド・ボルドー。
自身のライフスタイルセンスを生かし、女性誌公式ブログも執筆。共著「ワイン女子 101 人」
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加東亜希子

加東亜希子

●食空間プロデューサー。日本ソムリエ協会ワインエキスパート。サーブルドール騎士団オフィシエ・サブラー。コマンドリー・ド・ボルドー。
自身のライフスタイルセンスを生かし、女性誌公式ブログも執筆。共著「ワイン女子 101 人」

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