レストランやワインバーでワインをオーダーする際のポイント

NGワードはH2O?

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前回はワインショップでのワイン初心者の方向けのワインの選び方を書きましたが、今回は実際ワインバーやレストランでのワインオーダーを初心者向けにお話ししたいと思います。

僕みたいにリアルにレストランに勤めている人間はこういったネタは本来はNGなんですが今回はちょっと冒険ですね。
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ワインに詳しくないとダメ?

さて、店でワインをオーダーする場合はやはりワインに詳しくないとソムリエに話しが通じないと思う方は多いのではないかと思います。
しかしいきなり結論になりますが、経験豊かなソムリエほど、お客様を観察し話しの中から好みや予算をに近いワインをチョイスしてくれるはずです。

しかし全てをソムリエに委ねるのは間違いがないでしょうが、彼女とのデートや可愛い女性部下から『ワインが解るなんてカッコイイ』と思われたい方はやはりある程度は発言したいでしょう^_^

そこでオーダーの際に言ってはいけない二つのHとOを教えます。

まず一つ目のH。

これはHeavyです。つまりはフルボディのワインです。
自然派のワインが日本で流行りだし、ライトな味わいが人気かと思いきや、まだまだフルボディのワインは赤白共に人気です。
ワインとパン
しかし、予算を伝えずにただヘビーなワインをと言ってしまうとかなり高めのワインを選ばれる可能性が高いです。

それはソムリエの嫌がらせやぼったくり、ではありません。理由があるのです。

ワインの味わいの軽い重いは製法などももちろんありますが凝縮感のあるワインを造るには単純に使う葡萄が通常のワインの倍は使われている為値段も倍。
なので必ず予算は伝えましょう。

2つめのH

次にHigh acidity
高い酸味です。
使ってはいけないと言うか、酸味が高くないワインをと注文されるとソムリエは困ってしまうのです。
基本ワインには酸味が付き物です。人によっては酸味が苦手な方もいらっしゃるでしょうが、ワインから酸味を無くしたらワインではないと断言出来ます。そして必要不可欠な存在が酸味なんです。ワインの味わいの余韻と骨格を形成しているのは酸味なんですよ。
つまり酸味が無いワインは存在しなく、あっても味わいがスカスカなワインではないかと思います。ですので、注文の際は酸味を余り感じないワインを
と言うとかなりの通に思われますよ!
赤ワインとデキャンタ

最後はO
お任せのOです。すいません英語で〆なくて。
よく、お任せでとオーダーされる方がいらっしゃるのですが、やはりある程度の好みは伝えて欲しいところです。
何も情報を与えられない状態からワインを選ぶのも確かにソムリエの腕の見せ所ですが、あくまで今回は「この人ワイン解るんだ」と思われる為の方法なので次回に回しましょう。
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しかしどう好みを伝えて良いか分からないと言う方は今までに飲んで美味しかったワインを伝えましょう。ただ「普段フランスワインしか飲まないのにイタリアンレストランではどうするの?」
と言う方も大丈夫。

例えば「シャブリみたいなワイン下さい」と伝えればかなり近い味わいのワインを選んでくれます。
全く同じとはいかないかもしれませんが、好みから大きく違う味ではないはずです。

しかし、全ての店が同じような対応ができるわけではありません。例えば小さな店でイタリアの一つの州の料理やワインにこだわりをもっているお店は味わいにそれ程の幅は無いのですが、それが魅力だと思います。

なので、今回のお話はあくまでワインの種類が多い店を対象にしています。
水

楽しく飲むために

そして最後はH2Oの意味の通り、水です。
外国人の方やワインを上手に嗜む方は必ず水を飲みながらワインを飲まれます。
飲み会は楽しく酔っ払う事が目的ですから、いきなり水を注文すると周りから白けられる心配があります^_^

しかしワインも酒とは言いながらも嗜みつつ楽しんで頂きたいと思います。
そして酔いすぎると繊細なワインの味わいは中々分かりずらいので水を飲みながら最後まで楽しみましょう。

今回もワイン初心者の方へのアドバイスですが、楽しみ方はこれだけではないのでまた次回お話出来たらと思います。

この記事を書いた人

山根 宏士
山根 宏士
札幌のレストランモリエールにてキッチンスタッフとして、飲食業をスタート。その後ソムリエとして働き、東京のオーバカナル原宿へ。
一度北海道に帰るものの最近東京で再スタート。

JSAシニアソムリエ取得
Wset International Higher Certificate取得
A+ Level2
取得
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この記事の著者

山根 宏士

山根 宏士

札幌のレストランモリエールにてキッチンスタッフとして、飲食業をスタート。その後ソムリエとして働き、東京のオーバカナル原宿へ。
一度北海道に帰るものの最近東京で再スタート。

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