ボジョレーに合う料理と豆知識

ボジョレー解禁

WineWednesday
今年もボジョレー・ヌーヴォーの季節がやってきましたね。


毎年第三木曜日に解禁になるボジョレー・ヌーヴォー。
本国フランスよりも早く飲めるということもあり、カウントダウンパーティーに出席して盛り上がったことがある方もいるのでは?

いまではコンビエンスストアでも売っているなど、すっかり私たちの生活に定着したボジョレー・ヌーヴォー。
その一方でボジョレー・ヌーヴォーは美味しくないなんて言う意見もちらほら聞かれます。

そこで今回はボジョレー・ヌーヴォーとはいったいどんなワインなのか、その選び方やお料理との合わせ方についてご紹介していきますね。

ボジョレーって何?

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ますはボジョレーですが、これはフランス ブルゴーニュ地方のワインの産地。ブルゴーニュの南部になります。

ブルゴーニュ地方といえばピノ・ノワールから作られる赤ワインのイメージが強いですが、ここボジョレーで一般的に使われる品種はガメイという黒ブドウ。ガメイからなるワインは明るい色調でタンニンは少なめ。

豊かな酸味とさわやかな香味が特徴のフレッシュで飲みやすいタイプが多く作られています。

ヌーヴォーって?

そしてヌーヴォーとは新酒のこと。その年に収穫されたブドウで作られたフレッシュなワインです。
ボジョレー以外にもフランス各地やイタリア、スペイン、オーストリアなど、また近年では山梨をはじめとした日本でも作られているんですよ。

ボジョレーってどんなワイン?

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ボジョレー・ヌーヴォーは1800年代から地元のワインとしてボジョレー地区の住民を中心に飲まれていました。20世紀の後半からパリ、そして空路の発達にともない日本をはじめとした世界各国で楽しまれるようになったのです。

実はボジョレー・ヌーヴォーは造り方に大きな特徴があります。

「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)」という独特な造り方をすることにより、タンニンが少ないわりには色が濃く、渋味や苦みは少なくなります。味わいはまろやかでフレッシュ、ライトな印象です。

吟醸香という独特のバナナやキャンディみたいな甘い香りが心地よい、飲みやすいワインに仕上がります。

前述したとおり、ボジョレー・ヌーヴォーはフレッシュさを楽しむワイン。
いまはボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーなど格上のものやしっかりとした味わいのものも出ていますが、その年にできた作物に感謝をして味わうという観点からは、2000円前後の普通のボジョレー・ヌーヴォーを楽しむのが一番かと思います。

ボジョレーと料理

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では、そんなボジョレー・ヌーヴォーに似合うお料理はどんなものでしょう?
復習になりますが、ボジョレー・ヌーヴォーの味わいの特徴はフレッシュでさわやか。タンニンの少ないライトボディです。
このことから、ボジョレー・ヌーヴォーにはこってりとした料理・コクのある料理は合わないことが分かります
(ワインが負けてしまいます)。

ボジョレーと合う料理

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逆に相性がいいのはさっぱりとしたお料理。
赤ワインですが、カルパッチョやマグロのお刺身などに合わせてもいいでしょう。

お肉であれば鳥か豚。牛や羊は強すぎるので向きません。

調理法は煮込みなどしっかりとしたものではなく軽いソテーや蒸し煮などがオススメです。

他にはトマトソースのパスタやピザなどもいいですね。チーズであれば癖のあるウォッシュなどは避けた方がいいでしょう。

カマンベールチーズにイチゴやブルーベリーのジャムを合わせてデザート風にしたものもボジョレー・ヌーヴォーにはピッタリです。

もともと気軽に楽しむワインなので、難しく考えずにいろいろなお料理と合わせてマリアージュを楽しみましょう!

この記事を書いた人

小山 久美子
小山 久美子
料理研究家
イタリアソムリエ協会認定ソムリエ
JSA認定ワインエキスパート
CPA認定チーズプロフェッショナル
サーブルドール騎士団 サブラー
南麻布の自宅でイタリア料理とワインの教室を主宰する他、アカデミー・デュ・ヴァンの講師としても活躍中。シャンパーニュとイタリアワインの追及で他の地域のワインを飲むゆとりがないのが悩み。日々、料理とワインのマリアージュを研究しています。
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この記事の著者

小山 久美子

小山 久美子

料理研究家
イタリアソムリエ協会認定ソムリエ
JSA認定ワインエキスパート
CPA認定チーズプロフェッショナル
サーブルドール騎士団 サブラー
南麻布の自宅でイタリア料理とワインの教室を主宰する他、アカデミー・デュ・ヴァンの講師としても活躍中。シャンパーニュとイタリアワインの追及で他の地域のワインを飲むゆとりがないのが悩み。日々、料理とワインのマリアージュを研究しています。

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