ボジョレー・ヌーヴォーの豆知識

ボジョレーの樽

毎年この時期になると思い出すのがボジョレー・ヌーヴォー。

(ボージョレ、ボージョレーなど発音によって違いますが、一般的に浸透しているボジョレーと表記します)

 

毎年TVでもやるから知っているけど実は良く分からない・・・・。

よし、ちょっとお勉強しましょう。

 

【ボジョレー・ヌーヴォーって何で解禁日があるの?】

ワイン畑

毎年11月第三木曜日が解禁日です。

当初、解禁日は11月15日でしたが、この日が土日にあたるとワイン運搬業者がお休みになってしまうため、1985年より11月の第3木曜日に改定されました。

昔、早出し競争になり、ブドウが十分に熟していないのにワインにしたりして美味しくないヌーヴォーになってしまったので、品質低下を防ぐために解禁日は設けられました。

条件は皆一緒になったのです。

日付変更線の関係で日本が一番早く解禁になるんです!!

 

【ところでボジョレーヌーヴォーってどんなワイン?】

 

ブルゴーニュ地方の南にあるボジョレー地区で造られた新酒(フランス語:ヌーヴォー)を総称して言います。

フランスにはワイン法があり、ワイン法に則ってワインを造らないと原産地が名乗れないのです。

ですので、折角のボジョレー・ヌーヴォーも表記がVins de Table(ヴァン・ド・ターブル)ただのテーブルワインとして原産地が無記載になるので海外には売れなくなります。

(誤解のないように・・・・、中には美味しいヴァン・ド・ターブルもあります。

例・ワイン法で認められてないブドウ品種を使用すると原産地を名乗れません)

 

【毎年良いって言うけど本当はどうなの?】

2015年は2003年の再来と言われています。

夏が暑くて気候がそっくりのようです。

2003年は100年に一度と言われていました。

ブルゴーニュですが、もうちょっと北のコート・ドールとボジョレーでは違いますし、

ボジョレーの中でも細かくは変わってきます。

 

【ボジョレー・ヌーヴォーってどれも同じで美味しくないでしょ?】

そんなことないです!

だって先にも記述した通り、あくまでもボジョレー地区で造られた新酒(フランス語:ヌーヴォー)の総称ですよ!!

ヴィンテージによって違いも出ますが、その地区内のどこ(ボジョレー表記?ヴィラージュ表記?それともクリュ・ボジョレー?)で造られたか?誰が造ったか?によっても全然違います。

 

【ソムリエが目の当たりにする悲しい現実】

ワイングラス

いつもしっかりしたワインを飲んでいると確かにちょっと物足りなく感じるかもしれません。

「去年飲んで美味しくなかったから・・・・・」

「毎年飲んでるから今年はいいや・・・・」

「どうせ美味しくないじゃん・・・・」

そんな言葉ばかり聞こえてくるのがちょっと悲しいですね。

今まで飲んだのはどのボジョレー・ヌーヴォーですか?

本当に美味しいと思えるボジョレー・ヌーヴォーに出会って欲しい・・・・。

〔続きます)

この記事を書いた人

鈴木 亮平
鈴木 亮平
中野にある「4 Seasons LDK」のオーナーソムリエの鈴木亮平と申します。
昨年ソムリエ資格を取得したばかりでまだまだ経験は浅いので勉強しながらですが、その分面白い切り口で書けたらいいなぁーと思っております。
皆様と一緒にワインについて勉強できたら嬉しいです!
末永く宜しくお願いします!
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この記事の著者

鈴木 亮平

鈴木 亮平

中野にある「4 Seasons LDK」のオーナーソムリエの鈴木亮平と申します。
昨年ソムリエ資格を取得したばかりでまだまだ経験は浅いので勉強しながらですが、その分面白い切り口で書けたらいいなぁーと思っております。
皆様と一緒にワインについて勉強できたら嬉しいです!
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