ワインの秘密基地〜シュヴァリエの地下蔵熟成ワイン

天然の地下蔵でゆっくり熟成されるワイン

先日、僕がお世話になっている株式会社シュヴァリエが所有する天然の地下蔵に行ってきました。

※毎年7月第1土曜日にバスツアーがあり、100名がすぐに予約で埋まるそうです。

ここはワインにとっての楽園なのです。

とは言っても皆様個人で地下蔵を所有している人など居ないので、全く同じ環境は再現できませんね。

皆さんご存知だと思いますが、今回はワインの保管についてお話します。

ワインを保管させるのに良いと一般的に言われている方法を簡単にまとめてみました。

※現地で出荷してから消費者の手に届くまでするまで熱ダメージを受けていないのが前提です

・温度

ワインに最適な温度は10~14度と言われています。

自宅でセラーがない場合は、せめて野菜庫に入れましょう。長期保存にはオススメしません・・・・。

温度が高いと、液体の体積が膨張してコルクが押し出されます。ワインが漏れた分空気が入って酸化します。ワインの液漏れが起こると劣化する、なんて聞くのはこの為です。

・湿度

ワインに最適な湿度は70%以上と言われています。

それ以下だとコルクが乾燥して空気が混入する恐れがあり劣化します。

・日光(紫外線)

日の光や、電球もそうですが紫外線が当たると色と味わいを変化させます。

・臭い

香りの強い物や食材などと一緒に入れると、ワインに臭いが移ります。

・振動

ワインボトルに振動が加わると、味が壊れてしまいます。

届きたてのワインは少し寝かせた方が良いと言われるのはこの為ですね。

まぁ、ざっとこんな感じです。これがワインを最低限保管させる為に必要なことです。

良い熟成のための条件とは

それでは、更に良い熟成をさせる為には、この条件をより良い物にすれば良い熟成になります。

今回行った地下蔵は、栃木県宇都宮市大谷町にあります。

大谷町と言えば大谷石が有名でして、ここの地下蔵は大谷石の採掘場跡地をそのまま地下蔵として使用しています。

ここの輸入会社は高価格の物から低価格の物まで全てのワインとオリーブオイルまでもを生産地からリーファーコンテナで徹底した温度管理をし、地下蔵まで運びます。

運ばれたワインは、冬で10℃、夏でも16℃、湿度年間通して90%以上という世界屈指の自然状態で熟成しています。

・自然の力で温度管理されているので、人の出入りがあっても温度も湿度も一定である。

・高い湿度の影響で、 カビでラベルが汚損されるが最高の熟成の証。

・無音、無風、無光である。

・更に、先に記述した大谷石が熟成を助けてくれます。

・大谷石の持つゼオライトのチカラ(多数のマイナスイオンと強い遠赤外線を放出)が熟成を円やかにしていきます。

生産地のフランスよりも美味しくなる?!

フランスの生産者がここを訪れた際に、現地で熟成させたワインと、ここで熟成させたワインの味わいが違うことに大変驚かされたそうです。

僕も、ここで熟成したワインと他社輸入のワインを比較しましたが味わいが違いました。

勿論、同ヴィンテージ同銘柄です。

やはりワインは正直だと思いました。

愛情を注げば注ぐだけ美味しくなって返ってきますね。

皆様もワインに愛情を注ぐのを忘れないようにしましょう。

地下蔵の情報はこちら

http://ameblo.jp/4seasons-ldk/entry-11893576149.html

今回のご紹介した地下蔵の輸入業者はこちら

株式会社シュヴァリエ

http://www.chevalier.co.jp/

地下蔵内部をご紹介

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天然地下蔵熟成ワインはこうなります。

1999シャトーフルネのラベル
明らかに汚損していますが美味いです。
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このカビは美味しい証拠

キャップシールを取るとビッシリとカビが・・・・。
拭き取れば問題ないです。湿度が高い証拠です。
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1998のレスプリ・ド・シュヴァリエなんてラベルがないです・・・・。

これも熟成の証。

お客様も最初はビックリしますが熟成環境の話をするとお喜びになります。
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私たちと一緒に、ソムリエノートを盛り上げていきませんか?

この記事を書いた人

鈴木 亮平
鈴木 亮平
中野にある「4 Seasons LDK」のオーナーソムリエの鈴木亮平と申します。
昨年ソムリエ資格を取得したばかりでまだまだ経験は浅いので勉強しながらですが、その分面白い切り口で書けたらいいなぁーと思っております。
皆様と一緒にワインについて勉強できたら嬉しいです!
末永く宜しくお願いします!
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この記事の著者

鈴木 亮平

鈴木 亮平

中野にある「4 Seasons LDK」のオーナーソムリエの鈴木亮平と申します。
昨年ソムリエ資格を取得したばかりでまだまだ経験は浅いので勉強しながらですが、その分面白い切り口で書けたらいいなぁーと思っております。
皆様と一緒にワインについて勉強できたら嬉しいです!
末永く宜しくお願いします!

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