あなたにとって「美味しいワイン」とは?

一番難しい質問。「美味しいワインを教えて」

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ワイン初心者の方は、最初に「どんなワインが美味しいの?」という所で悩むと思います。

私も長い間ワインに携わってきましたが、この質問が一番悩みます。

 

店員、ソムリエは「どのようなタイプがお好みですか?」と聞き返してくるでしょう。

ここでフルボディとか酸味がしっかりしたもの、と受け答えが出来るのであれば苦労しません。

ワインに詳しくない人は、美味しいか、美味しくないか、の2択を求めるのが普通です。

 

 

そういったお客様の好みを上手く聞き出すソムリエもいらっしゃいますが、

じゃあ売れ筋の良いこのワインは如何でしょうか、と投げやりになってしまう方も居るのも事実。

ワインを飲もう!と思い始めた時にぶつかる最初の壁ではないでしょうか。

 

ワインの味というのは、どれも似た様に思えて、まるで違います。

もちろん、赤や白、スパークリングワインもあれば、甘くとろけるデザートワイン、酸味のあるワインや苦みを感じるものなど様々。

そして、それを飲む人間にとってもワインの味というのは感じ方がまるで違いますし、好みの問題も出てきます。

万人受けするワインというのは中々存在しない、と思っていた方が良いでしょう。

 

 

 

自分好みの味を考えてみませんか?

ビールを飲む方によく見られるのですが、

  • 「俺はのど越しの良い〇〇しか飲まない」
  • 「味わいのしっかりした△△が美味しい」
  • 「ホップの香りがしっかり聞いた××が良い」

・・・といった様なメーカー別(あるいは品種別)にこだわりを持って飲む人が多いと思います。

それは、飲みなれた味だとか、個々人の嗜好があるからでしょうが、何よりも

「選択肢が多くないから、好みを絞れる」

という部分が大きいからだと思います。

 

最近でこそクラフトビールが多く出回る様になりましたが、

国内大手5社のビールメーカーを各々の主力商品1本ずつ集めても5パターンしかありません。

この中から自分好みのビールを選ぶ、というのは時間のかかるものでは無いでしょうし、どれも国内で容易に入手が可能です。

 

 

一方、ワインの方は十人十色、多種多様。国も違えば作り方も微妙に違います。

フランスのワインが一番おいしい!という人も居れば、いやいやアメリカだ、チリだ、日本だ、と様々。

 

お気に入りのワインが見つからなきゃ、せっかく開けた1本750mlを嫌々ながらに飲まなきゃいけないし、それがトラウマになってワインから離れて行ってしまう方も居ます。

そこで重要になってくるのは「自分がどんな味を好むのかを理解する」という事だと思います。

 

 

 

店員への質問の仕方を変えてみよう!

もし、初めて飲んだワインが渋くてダメだった。というのなら、

もうワイン飲まない!じゃなくて

「渋くないワインをお願いします」とお店の方に尋ねてみましょう。

あるいは「今日の晩御飯は〇〇なんですが、〇〇に合うワインを教えてください」

と聞いてみるのも良いかもしれません。

 

 

相手はワインのプロです。

きっとあなた好みのワインに出会える事でしょう。

 

あなたにとって「美味しい」ワインが見つかる事を願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

海野豊
海野豊
・日本ソムリエ協会 ワインエキスパート
・北海道池田町 十勝ワインバイザー
・札幌商工会議所 北海道フードマイスター
・日本ソムリエ協会認定 ワイン検定 ブロンズクラス&シルバークラス 認定講師

「道産”食と酒”のサポーター」として活動中
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この記事の著者

海野豊

海野豊「道産”食と酒”のサポーター」

・日本ソムリエ協会 ワインエキスパート
・北海道池田町 十勝ワインバイザー
・札幌商工会議所 北海道フードマイスター
・日本ソムリエ協会認定 ワイン検定 ブロンズクラス&シルバークラス 認定講師

「道産”食と酒”のサポーター」として活動中

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